プラズマ乳酸菌とは

「プラズマ」という名前を聞いただけで、近未来的、宇宙的・科学的な現象が起こりそうな予感がします。正式な名前は「ラクトコッカス・ラクティス」といって、主にチーズやヨーグルトの発酵に使われる親しみある乳酸菌の一種。そんな「プラズマ乳酸菌」の特徴や働きをご紹介いたします。

管理栄養士の水谷さん

解説/管理栄養士・水谷俊江さん

30~40代の大半を南米・北米で生活したことで日本人の食文化の偉大さを痛感。帰国後は、美容クリニックや企業でのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わる。現在は健康や美容に関するコラム執筆やダイエットコーディネーターとして活躍中。

プラズマ乳酸菌とは

インフルエンザや腸炎などのウイルスに抵抗する免疫の根本を強くするにはどうしたら良いのか。ということをKIRINと小岩井乳業が共同で取り組んでいました。そこで注目した、根本になるものが免疫細胞のpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)です。

pDCという細胞は、ウイルスを見つけると、自ら率先して攻撃。そしてほかの免疫細胞に指令を飛ばしながらウイルスを退治するというヒーロー的細胞です。しかし普段はのんびり屋でいつでもお昼寝状態です。スイッチを入れるまでは蛍光灯のようにおっとりしています。

そこにプラズマ乳酸菌が入ると、pDCはスーパーリーダーに変身します。常に周りに注意を働かせてウイルスを見つけるや否や、速やかに攻撃できるようにほかの免疫細胞にも常に働きかけています。

プラズマサイトイド樹状細胞の力を強めるから、「ラクトコッカス・ラクティス」は通称「プラズマ乳酸菌」と呼ばれています。なるほど~!免疫力を高めるリーダーは「プラズマサイトイド樹状細胞」で、その働きを支える裏番長が「プラズマ乳酸菌」だったのですね。

研究によって明らかになっている、プラズマ乳酸菌の効果

インフルエンザ感染予防、症状の軽減
18歳~39歳までの健康な男女657名を対象に、冬季12週間で行われた臨床試験の結果、インフルエンザにかかった割合は、プラズマ乳酸菌を摂取していないグループの35.1%に対し、プラズマ乳酸菌を摂取していたグループは28.8%でした。

また、インフルエンザにかかった被験者の症状をみると、「プラズマ乳酸菌」を摂取しているグループの「のどの痛み、炎症」の重症度は摂取していないグループの半分でした。「咳の回数」は摂取していないグループの7割減ということがわかりました。

このことから「プラズマ乳酸菌」はインフルエンザを予防し、またインフルエンザにかかった場合でも軽い症状ですむという期待を持つことができます。

アンチエイジングに朗報です
マウスの実験においてプラズマ乳酸菌を与えたマウスは与えなかったマウスに比べ加齢に伴う毛つやが悪くなる、皮膚表皮が薄くなる、筋肉量が減少する、といった老化現象の進行を緩和することが確認できました。同じように人間のアンチエイジングに期待できますね。

免疫力の向上
マウスの実験において「プラズマ乳酸菌」を与えなかったマウスの82週の生存率は62%に対し、与えたマウスは93%でした。マウスの死亡原因は肺炎、膿瘍等とされていますが、プラズマ乳酸菌の摂取で、免疫系を活性化され、炎症や腫瘍にかかりにくくなることがわかりました。このことから人に対しても、「プラズマ乳酸菌」の摂取で日常的な感染・がんに対する免疫力が高くなるのでないかと考えられています。

プラズマ乳酸菌でもっと善玉菌を増やすには?

免疫力アップ効果も期待できる万能な善玉菌である、プラズマ乳酸菌。そもそも、なぜ善玉菌が必要なのか、ここで確認しておきましょう。

善玉菌が増えると、酵素の生成を促します。酵素には消化酵素と代謝酵素の2つがあり、消化酵素が不足すると食品が消化しきれずに残ってしまいます。それは悪玉菌の絶好のエサです。酵素不足は悪玉菌の増殖につながり、腸内環境の乱れをまねきます。つまり悪玉菌を増やさないために、善玉菌を増やす必要があるということです。

善玉菌を増やしたい人は、「酵素を増やす」ことを意識すると、より腸内環境改善への近道となります。現代人の食生活は加工食品が多く、ただでさえ酵素が不足しがちと言われます。サプリメントなどで効率よく酵素を取り入れましょう。

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