EM菌

EMはEffective(有用な)Microorganisms(微生物たち)の頭文字です。名前のとおり、人間にとっていい働きをしてくれる微生物の集まりです。この微生物たちが人間にとって有用な抗酸化物質を生み出して病気にかかりにくい体に導いてくれます。最近話題のEM菌の特徴や効果を紹介していきましょう。

管理栄養士の水谷さん

解説/管理栄養士・水谷俊江さん

30~40代の大半を南米・北米で生活したことで日本人の食文化の偉大さを痛感。帰国後は、美容クリニックや企業でのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わる。現在は健康や美容に関するコラム執筆やダイエットコーディネーターとして活躍中。

EM菌とは

EMとは乳酸菌や酵母、光合成細菌などの微生物の集まりです。その集合体のことをEM菌と呼んでいます。EM菌は琉球大学名誉教授の比嘉照夫博士によって発見され、開発されています。

歴史を紐解いてみると、それは比嘉博士が九州大学で農業(園芸果樹)の研究を進めていた60年代にさかのぼります。農薬や化学肥料に頼らない農業を目指し、微生物の研究に着手。試行錯誤の毎日でしたが、「作物がよく育ち、病気にもならず、収穫量も増え、味も良くなる」という微生物の組み合わせを発見しました。それがEM(有用微生物群)です。

~有用な微生物たちの集まり「EM菌」~

●強い酸をだすことで病原菌の繁殖を抑え、また光合成細菌や酵母を守る役割も担っている乳酸菌

EM菌

酵母は有機物を分解し、有機酸やアミノ酸などをつくります。それらは他の微生物のエサになります。これらの微生物のEM(Effective Microorganisms)バランスが植物の成長をバックアップするのです。
1982年に実用化されたEMは、当初、農業への応用から始まりましたが、現在では生態系の復活や健康・医療・建築・災害対策など、幅広い分野に応用され、現在では腸内環境を改善するサプリメントとしても商品化されています。

●硫化水素やメタンなどの有害物質を分解し、抗酸化力の高い環境に整える光合成菌

研究によって明らかになっている、EM菌の効果

免疫力を高める
EMを投与しなかったマウスからは腫瘍やウイルスの働きを阻止する物質TNF‐アルファが産出されなかったが、EMを投与したマウスからはTNF‐アルファ物質が産出された。このことからもウイルスや腫瘍を阻止する働きによって免疫力の向上効果が期待できます。

抗酸化作用
収穫した野菜にEM投与群、EM非投与群で比較した場合、投与した野菜は60日後も新鮮なままだったが、投与しなかった野菜は30日で腐敗した。人間の細胞の抗酸化作用、すなわち細胞の老化防止作用が期待されます。

便秘の予防と改善
EM菌に含まれているバランス乳酸菌の人工胃液耐性試験及び胆汁酸耐性試験において、他社の乳酸菌と比較し、3時間培養後の生菌数が多いことがわかりました。酸への強い耐性を持っていて胃の中でも生存する可能性が高いので、生きて腸まで届くことにより腸内環境の改善。特に便秘の予防が期待できます。

EM菌摂取のポイント

管理栄養士の水谷さんからの1ポイントアドバイス

乳酸菌だけでなく、酵母・光合成細菌など微生物バランスが生み出すさまざまな抗酸化作用は体の中だけでなく、生態系の復活など地球規模に及ぶそうです。その強い抗酸化作用を食品にも応用されたものが、「そっと乳酸菌」お子様から高齢の方まで、安心して摂取していただけるようにお口の中で噛んでも溶かしてものみ込めるチュアブルタイプの錠剤です。腸の環境を整えるとともに抗酸化作用も期待できるEM菌。試してみてはいかがでしょう。

EM菌でもっと善玉菌を増やしたい!

酸に強く、たくましいEM菌。いますぐにでも摂取したいところですが、そもそも善玉菌をなぜ増やす必要があるのか確認しましょう。

善玉菌が増えると、消化吸収の作用を持つ酵素が生成されます。酵素不足で消化しきれない食品があると、それをエサとして悪玉菌が増殖します。その結果、腸内環境が崩れてしまいます。つまり悪玉菌を増やさないために、善玉菌を増やす必要があるのです。

善玉菌を増やしたいときは、「酵素を増やす」ことを意識すると、より効率よく腸内環境を改善できるでしょう。加工食品の多い現代人の食生活は、酵素が不足しがちと言われます。サプリメントなどで意識的に摂取することが望ましいです。

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